立花隆著で、昭和58年初版の作品
NASAの宇宙飛行士というおよそ宗教とは無縁と思われる人間でも、宇宙へ行って地球全体が見渡せるくらいの軌道まで到達し、地球を見ると、「神は存在するのだ」という確信を持って帰ってくるという。
きっと美しい情景を見ると、「綺麗だな」とか、「なんて美しいのだろう、貴重だ」とか思う事の延長で、「こんな美しいものが、単なる偶然で出来上がるわけがない」という思いに至るのであろうと想像する。
ただ、全員ではなく大多数がその様に考えるが、中には何も影響を受けなかったと断言する人もいる。
その違いというのは、きっと感受性の違いなのであろうと思った。