mituteruのブログ

生きた証を残したい

受験指導

どうせチラ裏のブログなので、思い切り書いてみようと思ったネタ。

ちょっと長くなる。

とある受験指導を受けて2年くらい経過した。

昨年度は残念な結果で、今年はなんとかなりそうなところまで来た。

予想模試では合格圏内がコンスタントに出るようになってきた。

その受験指導の中で、今年の3月くらいだったかと思うが、「全員に対する行動促進、リマインドのメール」について「実践しているからいらね~よ、うざいメールするな」という返信を行った。

お詫びの返信が来てから、ふっと、「こんなんじゃだめだ。メールのやり取りやリアルでの会話は、自分自身の疑問の解消のためにやるんだ」っていう事を思い出し、「どうして実践している人も含めてメールを送ったの?」と聞いてみた。

そしたら、「システムの都合上」という返信をもらった。

その時は、その回答で納得というか、あきらめた。

その返信の中でも、相手の方が「いろいろな批判をもらったので、もうこりごりだから」と書かれていた。

そして、つい最近が2回目。

そこで、「Excelなどで簡単に対象を抽出して、それを対象にしてやった方が良いんじゃねぇ?」「またたくさんの批判を貰うし、同じことの繰り返しじゃ芸がないよ」

というメールを送った。

返信は、「不要なら退会しろよ」って来たので、「退会するつもりはないから、放置で」ってやってたら、退会させられていた。

「うぉ、そうくるか」ってのが感想だったが、まぁ、「そこまで相手が切れたんなら仕方がないや」って感じた。

んで、受験指導とか通信教育というもののビジネスモデルについて、ちょっと考えてみた。

合格してしまえば、さようなら。不合格で継続して指導を受けてくれるか、不合格でやめてしまうか。の三択が基本。

実績を上げていかなければ「あの受験指導、受けてもダメ」ってなったら終わりの方向。

でも、受験してみようって思う人はうじゃうじゃいる。

っていうか、毎年出てくる可能性はある。

お客さんになる可能性でいえば、結構な人数がいると思われる。

そして、その受験指導の中で、教材を販売していたりする。

その教材を買ってくれる可能性が高いのは、受験指導を受けているメンバー。

とすれば、不合格でも続けてくれているメンバーがおいしいメンバーになる可能性が高い。

次に受験指導を受ける側について。

不合格になり続けてしまうのは、本人に問題があることが多い。

これって、本人の意思の問題でもあるし、その人の人的な環境の問題もあると思う。

そこで、意思の問題を想像してみると、自分で自分の事を律することができない人だと思う。

そのメンバーは、落ち続けてしまうことになる。

そして、もし、その中で受験指導を受け続けている人がいれば、教材の売り上げが

伸びる可能性が高いという想像をする。

となると、私のような「意識高い系(笑)」の人からは「送ったのに催促ってどうよ」とか、「メールが来るのがうざいから、送らねいでくれねぇ?」ってメールが来るわけだが、それに対応しても、意味はない。

なぜなら、複数の教材を買ってくれるようなメンバーにはなりにくいから。

「意識高い系(笑)」なら、不合格になるかもしれないが、「意識高い人」なら、合格してしまう。

そして、「意識高い系(笑)」なら今後もクレームっていうか、要望っていうか、要は相手にとって、「めんどくせぇ」っていう事をする人たちが残ってしまう。

しかも、中途半端に「意識高い系」だから、内容も一部は理に適っているわけだ。

とすれば、「意識高い系」の人もどこかで切ってしまえば、クレーム対応にとられる時間も不要になるし、ゆくゆくはやめていく人だし、教材を買ってくれるかわからない人に対して対応しても、売上っていうリターンが得られなければ、無駄だよね。って思う。

所詮スポットの取引しか生まない商売なので、相手に対して誠意を尽くしたり、永続的関係を意識しても意味がない。

これが一番楽で、かつ、簡単にお金を得られる商売だとも思った。

永続的な関係ではないから、クレーム対応もその場しのぎでいいし、受験指導なんて、所詮不合格になっても、本人の要素が強いから責任も生じない。

ただ、10年後になって振り返ってみると、指導者側のスキルとして何か残るかといえば

微妙ではあるし、何かを積み上げてきたかといわれれば、それもまた微妙。

確かに、合格した人にとっては、その受験指導のおかげっていう思いはあると思う。

指導者側がその人の事を覚えているかと言えば、メール中心の受験指導だと微妙だと思う。

そのあたりを考えてみると、切ない商売ではある。

今回の経験が、自分自身の今後のビジネス展開を考えた時に、有意義な経験であったことは間違いない。

メールやらネット中心にすれば、投資金額や投下経費は小さくできる。

夜間や休日を使って行えば、それこそ副業化も可能。

毎年更新する契約タイプにすれば、売り上げも継続的に見込まれる。

合格したら、口だけは「よく頑張った、あなた自身の成果」って言っておきつつ

合格実績として広告サイトに掲載すれば広告にもなる。

不合格になっても、言葉だけ「力不足で申し訳ない」って言っておけばそれで済む。

結果にコミットしない受験指導や通信教育って楽な商売だなと思った。